2013年05月03日

新地町にて

ある仮設住宅の集会所に置かれた太鼓。
部落の神社にあったが津波で全て流された。
後にこれだけ偶然発見、今もしっかりと音がでる。
この仮設集落のお祭りで大活躍だとか。

部落の神社の再建はないらしい。
部落の人達が新生活のため散り散りになり、集落としての機能がなくなるからだ。
神社の祭典で行われていたお囃子、笛、神楽も後継者がいなくて、道具衣装は全て流されたため残るものがない。
この太鼓も、この仮設集落が無くなれば行き場がない。
と、僕に話してくれた方は神楽の踊り手だそうだ。


復興は、まだ終わってない。
沢山の想いを抱えながらも、訪ねた僕に笑顔をくれた皆さんに

僕は何ができるだろう…



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新地町にて
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